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午前10時~午後18時
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毎週火曜日
(年末年始・祭時期10/14~15は除く)
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(所在地) 兵庫県姫路市東山448
(TEL/FAX) 079-245-0583
(MAIL) info@yumeranchu.gr.jp

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らんちゅうの病気

病気を予防する上で最も大切なのは、魚の身になった飼育管理であり、常に観察を怠らず、魚の行動を熟知し、早期発見に努めることが何より重要です。

日本には世界で例を見ない素晴らしい四季が有ります。私達は季節に応じて衣を着替え生活をしています。
自然界に住む魚も住みかを移動しながら対応しますが、限られた場所で生活を強いられるらんちゅうにとっては身を守るすべがありません。飼育者が人間の赤ちゃんを育てる様に親身になって対処してやらねばいけません。
魚達は青水が防寒服だと思って下さい。冬場の寒い時は濃厚な青水が必要になります。反対に夏場の暑い時は青水(防寒服)が不要になります。季節に応じて青水を調整する事が私達が季節に応じて服を着替えるのと同じだと思います。
人間の欲望の為四季に反した飼育は謹んでほしいものです。

南澤代表の長年の経験に基づく基本的処置法
南澤代表の長年の経験に基づく基本的処置法
  • 1) 青水を最大限に利用する
  • 1) 絶食
  • 1) 酸素補給
  • 1) 塩水浴(※塩分濃度に注意が必要)
  • 1) 薬浴(※薬剤濃度に注意すること。脱鱗の危険がある)
  • 1) 経口投薬(※南澤未経験のため、非推奨)

金魚の病気は大きく分けて、1)皮膚病、2)鰓に関る病気、3)内臓の3つに分けられると思います。
また、外部から持ち込む寄生虫があります。
とりわけ皮膚病は、水温25度以上では殆ど見られません。春、秋にかけての病気と思っても良いでしょう。
気候変動の激しい季節に魚の住みかである飼育水の管理不十分から起こり得ることであり、水替え時の水温調整の過ち、青水(服)の使用間違いが殆どといっても過言ではありません。
鰓に関しては、飼育水の汚れると常在菌の侵入による鰓の腐化等により鰓呼吸の障害を起こし、死に至ることが致命的になります。餌付けの不手際から消化不良をおこし、腸炎を患い体力の消耗から、常在菌の侵入を招き、鰓ぐされ病の二次感染をおこします。
このように病気を予防する上で最も大切なのは、魚の身になった飼育管理であり、わが子を育てるのと同じく愛情ではないでしょうか。
らんちゅうは言葉を発してくれませんが、泳ぐ行動により語りかけてくれます。
時間の許す限り常に観察し、魚の行動を熟知しておき早期発見に努めるようにしなければいけません。

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らんちゅうが疾患しやすい代表的な病気
白点病(はくてんびょう)
白点病画像
【症状】 春秋の気候変動の激しい水温15~20度前後に多発する。
初期の頃、体の一部に白ゴマ(白点)が見える、進行が早く体一面に及び、体全体に白ゴマをまぶしたようになり、重傷になると血走り、皮膚がただれ、二次感染を招いたのち、死に至る。初期の発見により完治しやすい病気の一種でもある。
【予防】 気候変動の激しい季節、青水飼育を心がけ皮膚層に負担をかけない。水替え時、1~2度高めの飼育水に移す。
【治療】 1.青水の中で水温25度以上上げる。
2濃厚な塩水の中に一分程浸け、上記に準る。
(魚の体力が耐えられる事が条件)
白雲病(しらくもびょう) ※非細菌性
白雲病画像
【症状】 一種の風邪ひき病とも言われ、気候変動の激しい季節に水質管理不足の不手際から皮膚層に負担をかけ、体全体が薄い白い膜でおおわれる。
【予防】 白点病に準る。
【治療】 青水飼育で気長に見守る。水温変化を極力おさえる。
擦れ病(すれびょう)
擦れ病画像
【症状】 鰭の先がささくれ状になったり、鰭の先や体表に血管が目立つように なる。
【予防】 魚を丁寧に取り扱う、魚の運搬等に気をつける。外部寄生虫の寄生や水質の悪化は体力の低下を起こし、すれ病になりやすい。
ハイポの入れすぎ、薬剤の使いすぎ、換水のしすぎは体表を荒れさせ、すれ病をおこしやすくする。
【治療】 水質を安定させ水温を徐々に25度ぐらいまで持っていき気長に見守る。
まつかさ病(まつかさびょう)
まつかさ病画像
【症状】 最近被害が増えている。(あまり伝染力が無い様に思うのだが…)
体じゅうの鱗があたかも松かさの様にななめに立つことが特長。
【予防】 わからないが、良く冬場の季節から春先に見うけられる事から冬場でも水質の悪化には気をつけなければいけない。
また、異常な水温低下による凍傷的なことも、影響している可能性がある。
【治療】 見当たらず。
しいて言えば冬場でも水質管理を怠らない様にする事。
腹ぶくれ病(はらぶくれびょう)
腹ぶくれ病画像
【症状】 腹部が異常に膨張する。腎臓が肥大する為、腹部はややかたく肛門付近が薄青く色つき、腎臓が大きい形のままで固まってしまい、 転覆する事も有り死に至る。
【予防】 冬から冬眠明けの春先に良く見うけられ、感染力はない。
【治療】 見当たらず。水温の上昇により完治した事が数例ある。
わたかぶり病(わたかぶりびょう)
わたかぶり病画像
【症状】 表皮のところどころに綿のようなミズカビが着生して、これに浮泥がつくと(コケ類)泥を被った様に見える為、どろかぶりとも呼ばれる。
(青ゴケが付着すると、青い綿をかぶった様にみえる)
病状が進行するとミズカビが皮膚層の奥深く侵入し、綿カビを剥がすと鱗まで取れてしまうようになる。
【予防】 ミズカビは、比較的低水温で発育する。水温が20度以上では繁殖力が低下するので、水温が上昇すると自然に治る事が多い。
このミズカビは、健康な魚には寄生しない、表皮が傷を受けたりただれたりして組織が死んだときに着生するいわゆる死物寄生を原則としており、感染力はないと思う。
魚の運搬、取り上げ等魚の取り扱いに注意し、鱗の脱落や皮膚部に傷をつけない様に注意する。
【治療】 良く出来た青水で水温の上昇を待つ。低水温に良く効く色素剤マラカイトグリーンが特効薬である。
薬害が強いので使用法を間違わない様にする事。
鰓付近につけないように綿棒等で患部を処置する。
徐々に水温を20度以上にもっていく。
鰓ぐされ病(えらぐされびょう)
鰓ぐされ病画像
【症状】 鰓ぐされ病は、人間でいえば肺炎と同じようなものである。
魚は呼吸しても生理的に酸素不足の状態になる。
その結果、鼻上げをするようになり、ぼんやり池隅で浮く状態になる。水中の酸素が十分あるはずなのに、鼻上げをおこしぼんやりしておれば、鰓ぐされ病を起こしていると見てまず間違いがない。
鰓ぐされの初期は、鰓ぶた内部の細いひだ状の鰓が白く濁って見える。
進行すると浮き泥、緑藻類がつき、鰓内部を腐食し、死に至る。
【予防】 魚の取り扱いに注意する。水質の変化、特に水が酸性にならないよう気をつける。循環水そうはきわめて酸性になりやすい。
やたらにいい加減な薬浴をやらない事(ハイポの入れすぎにも注意)
水換えを頻繁にしない事。
【治療】 水質条件を良くし、酸素が十分有るようにする。
0.5パーセント塩水浴にて、エアーレーションをきつめにし酸素補給を十分に取る様にする。
夏場の日差しの強い時は、日差しを遮る事が良い。
他の病気から、二次感染をうけ鰓ぐされ病に成る事が多くある。
事項の消化不良がその代表とも言える。
【対策】
  • 腹八分目を心掛けた餌付けの配慮
  • 気候に対処した餌付け、水替えの配慮
  • 水替え後、環境になじむまでの餌付けの配慮
  • 午後以後の餌付け、特に夕方の餌付けの配慮
  • 青水進行(濃度)に対処した餌付けの配慮
  • 池上げ後(大会出品後・新たに迎え入れた魚)、環境になじむまで完全絶食
  • 魚に触れる前、手を水面に付け、冷やしてから触れる
    (※水温が低い季節には特に注意が必要)
  • 魚を移し替えるときは必ず、同じ水温または高めの水温水質に入れ替えてやる
※毎日の観察の中で魚の体調を把握し、少しでも体調不良を疑う場合には、躊躇なく適量の塩投入を実施し、完全絶食を心掛けてください。(早期発見)
消化不良(しょうかふりょう)
消化不良画像
【症状】 病名のごとく食した物が消化されなく腸の中で溜まり腸に負担をかけ、腸炎を患う。魚は体力の消耗が激しく目に見えて衰弱する。
また、常在菌が鰓に侵入し、鰓ぐされ病を患い最悪の事態となる。
【予防】 気候変動の激しい季節、青水飼育を心がけ皮膚層に負担をかけない。水替え時、1~2度高めの飼育水に移す。
【治療】 常に新鮮な餌を与える心がけが必要である。餌の多給は禁物である。
水温によって消化時間が違う為、餌つけの配慮が必要である。
水質によっても消化時間時間が違い、青水の濃度によっても、餌付けの配慮が必要である。
気候変化に対応した餌つけの配慮も必要である。
外部から入れた魚、水換え後による環境変化の大きさの違いがあるが、環境に馴染むまで状況に応じての餌付けには、くれぐれも注意が必要である。

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