宇野らんちゅうの繁殖と販売で 日本の伝統と美しさを後世に伝承する

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南澤らんちゅう園情報

営業時間
午前10時~午後18時
定休日
毎週火曜日
(年末年始・祭時期10/14~15は除く)
お問い合わせ情報
(所在地) 兵庫県姫路市東山448
(TEL/FAX) 079-245-0583
(MAIL) info@yumeranchu.gr.jp

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宇野らんちゅうについての考察

素晴らしく立派な頭を持ち、照り輝いた美しい模様柄やシルエットで観る者を虜にする魅力こそが、私たちの「宇野らんちゅう」だと信じてやみません。

瘤にも大きく分けて、ちいさな粒子が集まった瘤とツルーンとした大きな瘤に分かれます。
前者の瘤は早くから発達する傾向にあり、瘤の出も早いので黒仔の時から見栄えが良く、大会等でもてはやされていますが、年を経る毎に頭のメリハリが崩れてくる性質を持ち合わせている魚が大多数を占めているようです。
カリフラワーのような団子状の瘤がこぼれ落ちんばかりの醜い頭になる事が多いのも特徴でしょう。もう一つの大きな特徴は、色艶が早くから錆(色彩の艶が無くなる)が来る兆候のある魚が殆どです。

私共が"宇野らんちゅう"と呼んでいる魚は、頭の粒子がツルーンとしており、若魚からの瘤の発達は望めませんが、頭の骨格は素晴しいものを持っています。
年齢を重ね、3歳・4歳・5歳~の季節の変わり目毎に徐々にその素晴しい素質を開花させてきます。
獅子頭・竜頭とも粋っぽい魅力のある頭つきとなり、赤地の濃さ、白地の綺麗さ、色艶の輝きは他に例を見ることができません。
巷間では、瘤が目下から横にせり出したビン張りの頭の魚を良く目にします。
この頭つきは、フンタンに向かってせり上がった粋っぽい竜頭を求める上では嫌味を見せることになり気をつけなければいけない大切な部分です。

らんちゅうとしての頭の構成は、下ビン・上ビン・フンタン・トキンの4つがくっきりとメリハリのついた型に構築されているのが良く、この内の一つでも崩れると、バランスの崩れた、だらしない頭になってきます。
ただ瘤が良く出ていれば良いと思っておられる方には理解できないかもしれませんが、これは大変重要な要素です。
又巷間で垣間見る殆どの魚の頭部分は、トキンの先端部が口先まで流れ込んでいるように見受けられます。
私が携わっています"宇野らんちゅう"を良く見てください。トキンの先端部は、ほぼ目の位置で止まっていることに気がつかれると思います。

大会で若魚勝負を競い良い成績を取りたいが為、早くから瘤の吹く魚を求め、その結果3歳の秋で色艶が失せ(錆びた)、観賞価値を損なうような魚であっても良しとするのか、4歳以後のメリハリの効いた素晴しい頭の魚、年老いても若々しく何時までも色艶の輝きを保つ魚をじっくり育て上げるかは各人の好みだと思います。
大会で一番を取る事に楽しみを求めるか、気に入った美しい魚を見ながら、365日趣味者としての最高の楽しみを見出すかは方向性が違いますので、意見が噛合いません。これはお互いの主義主張によるものですから致し方ないことです。
けれども"宇野らんちゅう"は、大会で一番を競う考えからは生まれてこないと確信しております。
徹底した美しさ、可愛らしさを求め、親魚になっての魅力評価こそ、"宇野らんちゅう"の真髄だと確信しています。
らんちゅうも鑑賞魚として、水の中の生物のなかで一番輝いた美しさを追及したいが故、模様配置にもこだわりを持ちながら魚を創っていくことも大事な部分だと考えています。
  そして生ある生物である以上、目の可愛らしさの表現力を抜きにして語る事は出来ません。眼の位置づけは、瘤の出る魚にとって重要な要素を含んでいます。
年齢を重ねる毎に瘤で目が覆われたり、目が奥に引っ込んでしまうようではその魚の表情は全く損なわれてしまうでしょう。
地球上に生ある生物すべて、目の表情が大切であると思います。
目が輝いている、曇っている等々、目を表現する言葉は数多く見受けられます。
らんちゅうも生き生き元気な時、体調の思わしくない時と目の動作にも違いが現れ、目の表情によって私達に訴えかけているようです。

更紗魚は白地の美しさが決め手となります。
プラチナ色・真珠色の照り輝いた眩いほどの美しさが濃厚な赤を一層引き立たせる事で眼が眩むほどの強烈な印象が観るものを虜にしてやまない"宇野らんちゅう"の魅力でもあります。
"宇野らんちゅう"は、尾先のしなやかな肉厚のチビ尾が良く似合います。
チビ尾は若魚からの尾張りの良い型は少なく、年齢を増すごとに振込が出来てきます。
ずんぐりした体形を小さな尾でゆったり優雅に泳ぐ姿は、言葉で言い尽くせない味わい深い魅力が有ります。
素晴らしい頭を持ち、照り輝いた色彩の美しい模様柄が観る者を虜にする魅力こそ"宇野らんちゅう"だと信じてやみません。
系統を重んじながら、頭の構成が把握できる4歳以後の親魚で雄、雌、1対1のペアリングで血筋を追い続け、親魚に勝る進化した魚の開発を目指しながら日夜邁進しています。
このことが、お客様が将来産卵という大きな仕事に携わった時に、系統魚を親に使い、その子孫が親に似た魚、いやそれ以上の魚を残してくれる素晴しい結果を生む事にもつながって来ます。
当園の池でも早くから瘤の吹く魚も出てきますが、こうした早生の魚は、どうしても色も薄く、瘤の粒子も小さく、又長くなろうとしますので、発展的系統維持のため私は種魚には使っていません。
長い歴史の中で系統が引き継がれ、素晴しい特性を維持し、そして素晴しい素質が飼育によって左右される事無く日本の四季変化の中で魚自身が勝手に開花させていくのが当園の"宇野らんちゅう"です。
昨今、多くの宇野系らんちゅうと冠を掲げたブリーダ・愛好家が見受けられます。それらの魚の何処に亡き宇野先生の目指された魚が見受けられるのでしょうか?

何処に、紅が・面被りが・切った様な斑の魚が見られるのでしょうか?私は、当園以外には何処にも見当たらないのではないかと思っています。

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